ルーツ?
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チャリティーの活動をしていると「やろうと思ったきっかけは?」と時々聞かれます。
「支援を呼びかけているのを見て」とか「聞いて」
と答えるのですが、
「MESHやわらびの会に知り合いがいるわけでもなく、お世話になったこともないのによくそこまで出来ますね。」
と言われる事が多々あります。
最近「もしかして私お節介な人なのか?」
と思うようになったりして。。。。
でもよくよく考えると私の小さい頃は私以上にお節介な人がたくさんいた気がします。
私の父は若い頃、呼ばれた結婚式でお酒の代用としてメチルアルコールを出され飲んでしまったために失明しました。
今では考えられない話ですが、戦後の貧しい時代はよくあったようですね。
独身でこれから海んちゅになって。。。と色々思いを馳せていたであろう未来を一気に失い、自殺も考えたそうです。
でも周りの人たちの監視によって自殺を阻止されたそうです。
それから一念発起して三味線の道に入り、指導者の道を進むのですが、途中私の母ヨシ子と出会い、結婚するものの
生計が厳しいため、母は子供たちを連れ、宜野湾市で祖母と商売を始め、父は単身糸満市に残り、三味線を指導していました。
時々訪れる父のもとには、いつも生徒さんたちがいて、厳しい中にも楽しい会話が絶えなかった記憶があります。
視覚障害者という父を置いて母が働き、私たち子供を育ててもらうことができたのも、父には周りの人たちの無償のサポートがあったおかげだと思います。
お陰で娘たちは美しく成長し。。。。(笑)
幼い頃は、周りの人たちがあまりにも普通に接していたので、そのありがたみに気づきませんでした。
もしかしたらそんな糸満の人たちの精神がインプットされているかもしれないと思うこの頃です。
そしてこんな私のお節介に協力してくれてるみなさんありがとうございます。
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